君の知らない世界一周物語

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ラム肉。世界最大の露天風呂「ブルーラグーン」で罰ゲーム!マインドクラッシュ※出典 遊戯王

11月18日、早朝。

アイスランドの朝は暗い。

曇りということもあって、朝9時だというのにまるで夜のような暗さだ。

今日はアイスランド的なものが食べたいな。

 

10時過ぎまでゴロゴロとベッドで過ごし、ぼくは部屋を出た。

レイキャビクの中心街へ向かおう。

 

 

レイキャビクはアイスランドの首都だが、ずいぶんこじんまりとしている。
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ヨーロッパに多いマクドナルドやバーガーキングといったファーストフード店が、レイキャビクではまったく見当たらない。しかし、なぜかサブウェイだけはたくさんある。

サブウェイにグッと心が引かれるのを我慢しつつ街を歩く。

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さて、まずはネットの情報を頼りに、有名なホットドッグを食べに行くことにした。

 

そのホットドッグ店はこちら。
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真偽のほどはわからないが、クリントン元大統領がこのホットドッグを食べ、絶賛したんだとか。

そういえばイタリアのナポリでも、クリントン元大統領が来店したというピザ屋を訪れたなぁ、などと思いながらホットドッグを注文。料金は380クローナ。(約380円)

※そのときのピザの記事はこちら
必見!ナポリで一番うまいピザとライアンエアーの注意点

 

 

注文すると、店のおばちゃんが慣れた手つきでホットドッグを作ってくれる。10秒で完成。
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見せてもらおうか。クリントン絶賛のホットドッグの実力とやらを。

 

 

 

 

うん、普通にうまい。

 

「普通にうまい」の「普通に」ってなんなんだろう。

「変な話さぁ、、、」って言いながら、なんで変な話をしないんだろう。わざわざ「変な話」と前置きするぐらいなら、「朝起きたら体がイモムシになっていてさぁ」ぐらいの話をしてほしいものである。おまえそれ「変な話」って言いたいだけちゃうんかと。

期待してしまうやん。変な話を。

 

 

 

そんな日本語的パラドックスについて考えながら、ぼくは普通にうまいホットドッグをペロリとたいらげた。

しかし、小さなホットドッグなのでまだ腹が減っている。これはもう、アレを食べるしかないだろう。

 

 

 

 

カフェ・パリス。
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変な話だが、アイスランドといえば、アイスランドシープのラム肉が有名だ。

 

東京の両国に「ゆきだるま」というジンギスカン屋がある。変な話、そこのラム肉はメチャクチャ柔らかくて臭みもなくてうまいのだが、それがアイスランドシープの肉だったことを思い出した。

※ウザいのでそろそろやめますね、変な話。

 

 

ラム肉とロブスターのセット。4,700クローナ。(約4,700円)

バックパッカー的にはありえない高級料理だ。注文するか一瞬迷う。

 

 

 

そのときぼくは、くる日もくる日も牛丼でしのいだサラリーマン時代を思い出した。

 

目を閉じると「好きでーす、好きでーす、すき家の牛丼♪」のメロディーがリフレインする。

※リフレイン⇒refrain 繰り返し

 

 

雨の日も風の日も通った、東京チカラめし。

 

 

 

「この日のために節約してきたんだ。すべての牛丼はこのラム肉に通じていたんだ。牛丼よ、私を導いてくれっ!」

意を決し、ぼくはそれを注文した。

 

 

 

待つこと30分。ラム肉とご対面。
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見せてもらおうか。アイスランドシープの実力とやらを。
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すごくうまい。

ミディアムに焼き上げられた、デカいラム肉。300グラムはあろうかというほどの肉塊だ。

ロブスターも普通にうまい。普通に。

 

 

ガシガシと切り分け、バクバクと食べる。

 

あっという間に完食。
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はぁ、、、うまかったぁ。。。

 

 

 

アイスランドに来た目的を八割がた果たしたぼくは、一旦宿に引き返した。

 

 

 

居心地のよいベッド。個別のライトもコンセントもある。

旅中の友達や日本の友達とメッセージを交換していたら、15時30分になっていた。

 

 

時間だ。

次なる目的地、ブルーラグーンに向かおう。

※ブルーラグーンとは?⇒世界最大の露天風呂。レイキャビク市街地からバスで45分の場所にある。

 

 

 

レイキャビクのBSIバスターミナルからバスに乗る。バス往復とブルーラグーン入場チケット込みで8,900クローナ。バスの往復だけなら3,900クローナなので、ブルーラグーンの入場料は約5,000円ということになる。

なかなかお高い露天風呂だな。ディズニーランドクラスか。
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16時発車のバスに乗り、ブルーラグーンに着いたのは16時50分頃。
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バスを降りると、天候は急変していた。ものすごい風雨。

 

しかし天気予報によれば、向こう三日間はすべて同じ曇りの予報。アイスランド滞在中、いつ来ても同じ天気だろうと思い、ぼくは今日をチョイスしたのだった。後悔はない。

 

 

 

受付で、チケットを腕輪状のICキーに交換してもらう。
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広々とした更衣室で水着に着替える。

ICキーでロッカーに鍵をし、いざ露天風呂へ。
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ICキーやロッカーなどの運用は、ハンガリー・ブタペストのセーチェニ温泉とまったく同じだ。セーチェニ温泉はもっと安かった気がするが、、、

 

 

 

水着姿で外に出ると、冷たい雨風が肌に突き刺さる。

メッチャ寒い。
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約10メートルほどのプールサイド的な部分を駆け抜け、露天風呂に飛び込む。

 

 

 

 

うわぁぁ、、、

ヌルい。

 

 

部分的には熱いが、全体的な感想としてヌルい。

 

 

 

さらに、冷たい強風と雨粒が顔面にバチバチ当たる。目を開けていられないほどだ。

なにこの罰ゲーム。ウケる。

 

みんな苦悶の表情で露天風呂に入っている。阿鼻叫喚。地獄絵図。

北極圏で嵐の日に露天風呂。正気の沙汰ではない。だが、えてして狂気の沙汰ほどおもしろいものなのだ。

 

 

 

このブルーラグーン、たしかに広い。サッカーの試合ができそうなくらい広い。
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ひとしきり平泳ぎと背泳ぎを楽しんだあと、小一時間であがった。

極寒のプールサイドを走るみんなの姿を見ているのが楽しかった。

 

 

 

 

ブルーラグーン周辺は明かりがなくて暗いので、オーロラが見えるかと期待していたが、この悪天候だ。オーロラのオの字も見える気配がなかった。

 

ぼくは渋々、帰りのバスに乗った。

 

 

宿に戻ったのは20時頃。

水着を洗って暖房の上に干し、ベッドに横になる。

 

 

 

 

今日は朝から濃厚な一日だった。

 

ラム肉と、嵐のブルーラグーン。

アイスランドに来た目的はもはや完遂できた。オーロラも見れればいいが、この天候では無理だろう。

 

 

 

 

明日の天気に淡い期待を寄せつつ、ぼくは眠った。

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