君の知らない世界一周物語

Read Article

恋する暇なし!コスメル島を2泊で離脱してベリーズへ

カンクンの日本人宿「カサ吉田」で2泊したあと、ぼくはコスメル島へ移動した。

旅人のあいだでは「恋するコスメル」とよばれているらしい。

 

カンクンからバスとフェリーを乗り継ぎ、たどりついたコスメル島。
IMG_2040

 

 

ここコスメル島にも有名な日本人宿がある。

カサコスメレーニャ。それが宿の名前だ。
IMG_2045

居心地のいいダイニングキッチン。ここにはあの「恋する咲ログ」の咲子さんも滞在していたそうだ。

※恋する咲ログとは?⇒2011年〜2012年にかけて世界一周ブログランキングに存在していた旅ブログ。咲子さんの天真爛漫なキャラクターと旅にかける情熱が人気をよび、ランキング1位を長期間保持していた。恋する咲ログを読んで世界一周を決意した旅人も多いと思われる。ぼくもその一人だ。ぼくは勝手に、そんな旅人を「咲ログチルドレン」とよんでいる。
⇒世界一周☆恋する咲ログ

 

 

 

カサコスメレーニャのオーナーである女性ゆきこさんから、ゆきこさんの経歴や咲子さん滞在秘話などを聞かせてもらい、咲ログチルドレンなぼくは興味津々で話を聞いた。

 

 

 

 

コスメル島。本当はここで5泊するつもりだった。

 

しかし結果から言うと、2泊しかしなかった。

なぜかというと、イベントが発生したからである。

 

 

 

Facebookでもともと共通の知り合いが多かったYちゃんという旅人。

たまたまこのカサコスメレーニャで出会い、彼女から「一緒にベリーズに行きませんか」と誘われたのだ。

 

 

 

 

ぼくが大切にしているのは、こういった「予想外のイベント」にフットワーク軽く参加することだ。

予定どおりにいく旅なんておもしろくない。突発イベントに飛び込める即断力。ぼくはそいうった感性を大切にしていきたいとつねづね思っている。

 

 

 

 

「ベリーズいいね。行きます」

Yちゃんの誘いに即答したぼくは、2泊でコスメル島をあとにした。

後ろ髪をひかれる思いなど1ミリもない。こんなイベントを待っていたんだ。

 

 

 

 

もともとベリーズには行かない予定だった。ぼくはメキシコのパレンケルートでグアテマラinし、そのままアンティグア方面へ向かい、スペイン語留学するつもりだったのだ。

 

これまでベリーズ入国には50USドルの入国税がかかっていたらしい。それがほんの数日前、2014年の12月から無料になったというのだから、行かない手はない。

 

 

 

 

12月19日。コスメルからフェリーでメキシコの港町「プラヤデルカルメン」へ戻る。

ここからバスに乗り、国境の町チェトマルまで移動する。

 

 

 

 

プラヤデルカルメンを10時30分に出発し、チェトマルに着いたのは16時30分頃だった。

 

2kmほど歩いてADOバスターミナルに向かい、そこでベリーズ行きのバスチケットを買うべく、チケット窓口の男性に話しかける。

ぼく「ベリーズシティ行きのバスチケットをください」

男「日本人ですか?パスポートを見せてください。ベリーズ入国にはビザが必要です」

ぼく「今月から日本人はベリーズ入国ビザが不要になったはずですよ」

男「そんな変更は知らない。日本人は領事館でビザを取得してこないといけない。ほら、ここを読んで」

そう言うと、男はパソコン画面に映し出された条文みたいなものを見せてきた。英語で、たしかに「〜〜国籍以外の人はビザが必要」みたいなことが書いてある。

しかしその条文の最後に、「2011年時点の法律です」とも書いてある。

 

ぼく「いや、これは2011年のものでしょう。いまは2014年ですよね。あなた知らないんですか?法律が変わったんですよ」

男「そんなことは知らない。ビザもってこい。ビザがないとバスチケットを売ることはできない」

 

だめだこりゃ。完全に対話を拒否している。これ以上の交渉は無理だ。

 

 

 

こうなったら力技で押し通るしかない。

Yちゃんと話し合い、タクシーで国境まで行ってみることにした。

 

 

 

 

タクシーに乗り20分ほどで国境に到着。まずはメキシコ出国の手続き。

ここで少しヒヤッとする出来事があった。

 

メキシコ入国の際、イミグレーションカードの切れ端をもらうのだが、メキシコ出国の際にはその切れ端が必要らしいのだ。ぼくはこの切れ端を捨ててしまっていた。ぼくはダンシャリアンなのだ。

※ダンシャリアンとは?⇒断捨離(だんしゃり)実践者のこと。断捨離とは、持ち物を捨てて捨てて捨てまくる掃除法のこと。ダンシャリアンは本当に必要なものしか持たない。すべての軽量バックパッカーが備えている能力でもある。

 

 

ぼく「やばい。その紙捨てたわ。。。ほら、おれってダンシャリアンやん?」

Yちゃん「知らんがな(笑)てか、それやばいよ。大使館とかで再取得してこなきゃいけないかも。。。」

メキシコ出国の審査官の前で、表情を曇らせるYちゃん。

 

とりあえずYちゃんは無事出国手続きを終えて、次はぼくの番。パスポートを審査官に渡す。

審査官「イミグレーションカードを見せて」

ぼく「なくしてしまいました」

一瞬の沈黙。

審査官「それなら300ペソ(約2,400円)払ってください」

 

 

ラッキーなのかわからないが、300ペソ払うだけで出国できた。よかった。

次からはこういった切れ端は捨てないでおこうと思う。

しかし結果から見れば、切れ端はなくても出国できた。本当に必要なものなど少ないのだ。

 

 

 

 

メキシコを出たら次はベリーズ入国審査だ。

歩いて国境を渡り、ベリーズ入国審査窓口に並ぶ。

 

 

心配していたビザだが、不要だった。無料でパスし、無事ベリーズに入国できた。

本当に今月からビザ不要になっていたのだ。

 

 

 

 

乗り合いバスに乗り、国境から20kmほど離れたコロサルという町へ向かう。

 

コロサルでローカルバスに乗り、ベリーズシティを目指す。ぼろいバス。
IMG_2071

IMG_2072

 

Yちゃんは周囲の人とどんどん友達になるタイプの旅人だ。

このおんぼろバスの中でも、となりにいるベリーズ人と友達になり、写真を撮ったりFacebookを交換したりしていた。

 

ぼく「キエロ ベベール セルベッサ!」(ビールが飲みたいです)

わざと大げさに舌を巻いて発音する。ぼくらが片言のスペイン語を大声で話すと、まわりのベリーズ人が笑う。それにつられてぼくらも笑う。

笑顔は国境を越える。

※ベリーズでは英語が公用語だが、スペイン語を理解する人も多いようだ。

 

 

 

21時頃。3時間ほどバスに揺られ、ぼくらはベリーズシティに到着した。

 

今夜の宿は予約していない。ぼくにとっては、久しぶりの「宿を現地調達」だ。

タクシーを拾い、「安い宿」とだけ伝え、移動してもらう。

 

 

 

最初に連れていってくれた宿は満室のため入れず、2軒目の宿も満室のようだった。だがここでタクシー運転手が交渉してくれたようで、従業員が使う倉庫のような部屋に泊めてもらえることになった。

 

この部屋がマジで地獄だった。
IMG_2110

5cmほどのデカいゴキブリがいっぱいいる。3匹のゴキブリが同時に視野の中にいたことなど、ここ数年記憶にない。

窓がなく、猫とかも入ってくる。ウケる。
IMG_2112

 

 

シャワーも水しか出ない。

 

ぼくは気合いで浴びたが、Yちゃんはシャワーをあきらめたようだ。

 

 

 

しかしぼくは疲れていたようで、なんだかんだで3時間ほどは熟睡できた。

Yちゃんはゴキブリのカサカサ音に落ち着けず、ほとんど眠れなかったようだったが。

 

 

 

 

翌朝。ゴキブリ部屋にも朝はやってきた。

一分一秒もこんな宿には長居したくない。速攻でぼくらは宿を出た。

 

歩いてすぐの場所に船着き場があった。ここからキーカーカー島へ向かう。
IMG_2113

 

 

 

10時30分。フェリーに乗り込む。
IMG_2130

 

 

美しいカリブ海を眺めながら1時間弱の航海。

キーカーカー島に到着。
IMG_2131

 

 

 

ようやく目的地にたどり着いた。

久しぶりに手探りの移動だった。インターネットの情報よりも現地の情報。

 

予定どおりにいかず、未知の問題にぶち当たるワクワク感と、乗り越えたときの達成感。

これぞ旅。ぼくが求めていたものだ。

 

 

カリブ海の楽園キーカーカー。しばらくここで羽を伸ばそうと思う。

URL :
TRACKBACK URL :

Comments & Trackbacks

  • Comments ( 4 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. コスメルいいなぁー!
    滞在中ずっと熱を出して苦しんでいたので、全然コスメルを満喫できずに悔いが残ってます。笑

    • >咲子さん
      ゆきこさんからそう聞きました笑。コスメルいいところですよね^^

  2. もしかして、同じときにカーサコスメレーニャにいたかも、、。応援してまーす。

Leave a Reply

*

人気記事ランキング

Return Top