君の知らない世界一周物語

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号泣のイスタンブールにて二人旅終了。これまでの経緯説明

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こらえてきた涙が、飛行機の離陸と同時にあふれ出した。ポーカーフェイスを保とうとするが、眉間にシワがよってしまう。

涙が止まらない。

ズボンのポケットから日本手ぬぐいを取り出し、繰り返し涙をぬぐう。

 

僕を乗せた飛行機はぐんぐんと高度を上げ、イスタンブールの陸地がみるみる離れていく。3リラのうまいケバブと、何十杯飲んだかわからないうまいチャイ。イスタンブールは思い出の詰まった町だ。

 

イスタンブール発アムステルダム行きの飛行機の中で、僕は君との二人旅を思い返していた。

 

 

 

二人で歩いたヨーロッパの美しい街並み。

君が歌う変な歌。

スピシュ城で苦労して撮ったジャンプ写真。

ドブロヴニクでの”魔女宅”コスプレ。
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思い出のワンシーンが次々と浮かんでは消えていく。

 

 

もう、となりに君はいない。

僕は一人旅に戻ったのだ。

 

 

 

 

号泣する僕に気づいた客室乗務員が、「大丈夫ですか?」と声をかけてくる。

僕が精一杯の笑顔を作り、「I’m OK. No problem.」と応えると、客室乗務員は安心した表情で去っていった。

 

声の震えをおさえるのが大変だった。

ここまで喉が震えたことは、ここ数年記憶にない。恥ずかしいぐらいの号泣だ。

 

 

 

 

このたび、世界一周ブログ「君の知らない世界一周物語」は、更新を再開する。

突然のブログ更新ストップで読者のあなたに心配をかけてしまったかもしれないので、少しその経緯を説明したい。

 

 

 

8月末のトマティーナ以降、僕は団体行動しており、グループ内でのコミュニケーションを重視することにした。

そのためブログ更新が滞りがちだったが、9月下旬から二人旅を始め、更新を完全にストップすることにした。

 

 

二人旅では、一人旅や団体行動とは違った動きが必要とされる。相手のことを気にかけなくてはいけない。一人旅と違って、自分勝手な行動はできない。二人旅では、より一層コミュニケーションが大切なのだ。

 

 

 

 

今年2014年6月30日に世界一周の旅をスタートして以来、僕はいつの頃からか、「二人旅がしてみたい」と思うようになっていた。

旅をしていると、二人旅経験者から二人旅の良さを聞く機会がある。それで、二人旅への興味が日増しに大きくなっていった。

 

僕は一人旅には慣れている。二人旅もうまくやれたら、旅人としても人間としても、レベルがひとつ上がる気がしていた。

 

 

ところで、ここでいう「二人旅」は、「カップルや友達同士で行く二人旅」とは意味がまったく異なる。

僕がいう二人旅とは、「もともと一人旅の旅人同士が旅先で出会い、数週間あるいは数か月一緒に旅をする」というものだ。

 

当たり前だが、これは相当運がよくないと実現しない。

目的地がかぶる旅人二人が、しかるべきタイミングで出会わなくてはいけない。

また当然だが、出会うだけでは二人旅は実現しない。片方からの提案とそれに対する承諾があって初めて、二人旅は始まるのだ。

 

 

 

 

 

さて、時間を9月まで巻き戻そう。

9月上旬。トマティーナ、イビサと団体行動した僕は、団体のままモロッコへ渡った。

 

モロッコでは6人の日本人グループで行動しており、さらにドイツへ移動した。

 

 

グループといっても、全員がもともと一人旅中の旅人であり、いわば即席グループである。旅を続けるうち、各々がそれぞれの目的地へ向けて、一人また一人とグループを抜けていった。

 

そんな中で、僕はメンバーの女性一人と目的地がかぶり、運よく二人旅が実現したのだ。

 

 

 

二人旅の期間は約一ヶ月半。

ドイツのミュンヘンをスタート地点とし、陸路で中欧各国をまわってトルコまで行くイメージで始まった。

 

 

 

 

予算と時期の都合上、二人旅はかなりの弾丸ツアーになった。ほとんどの宿が一泊か二泊。三泊した宿は、一ヶ月半のうちで二か所だけ。

夜行バスで早朝に到着し、一泊だけしてまた夜行バスで次の町へ向かうといったことは何度もあった。

「一日のあいだに三か国に滞在」も二度あった。

 

節約のためにほとんど外食しなかった。宿のキッチンを借りて、サンドイッチを作って弁当にしたり、夜はパスタやサラダを自炊したりした。可能な限り水道水も飲んだ。

二人でする料理はすごく楽しかった。

 

 

また、交通費を節約するためによく歩いた。

到着地点から宿までの距離が2キロや3キロなら、当たり前のように歩いた。

一人なら心が折れそうな坂道も、二人で歩けばアトラクションになった。

 

 

 

 

ここには書ききれないようなイベントの数々。

今回は割愛したい。

 

 

 

 

僕と二人旅をしてくれた相方、僕と団体行動してくれた仲間たち。そして、遠い日本で当ブログを応援してくれるあなたに、深く感謝します。

本当にありがとうございます。

これからも、当ブログ「君の知らない世界一周物語」と、管理人なりの応援、よろしくお願いします!

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