君の知らない世界一周物語

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ピサの斜塔経由。冷静と情熱のフィレンツェ到着

イタリアといえば?

この質問に、少なからぬ人がこう答えるだろう。

「ピサの斜塔」と。

 

8月21日、木曜日。

今日はナポリから電車に乗り、ピサを経由しフィレンツェへ向かう。

 

 

6時30分。

まだひっそりとしているポルティチの街を歩く。

ヴェスヴィオ周遊鉄道に乗り、ナポリ駅に着いたのが7時頃。

 

 

ピサ行きの電車は7時31分に予定通り発車した。

指定席。ゆったりとしたシートで、車内は冷房も効いている。
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これなら6時間の移動も問題なさそうだ。

 

 

 

指定席は6人のボックス席になっており、僕のとなりには4人の家族連れが座っていた。

両親と、子ども二人の構成。

子どもは両方男の子。5歳と3歳ぐらいだろうか。

 

子どもたちは何やらおもちゃを取り合い、じゃれ合っている。

その光景を微笑ましく見ていると、母親らしき女性が僕にクロワッサンをくれた。笑顔で「グラッツェ」とだけ言って受け取る。
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父親らしき男性は、イタリア語でしきりに話しかけてくる。僕が「よくわからない」という表情で首をかしげても、お構いなしでしゃべり続けている。

 

東南アジアやインドに比べて、イタリアでは英語を話さない現地人が多い。それがたとえ店の従業員だとしても、である。

 

 

 

13時30分。ピサ中央駅に到着。
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ここからピサの斜塔まで、歩いて20分ほどで行ける。

 

 

途中の店でハムのサンドウィッチを買い、食べながらピサの斜塔を目指す。
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川を越え、道路標識に従って歩く。
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不意に目の前がひらけ、その瞬間は突然訪れた。
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テレビや本で何度となく見てきた景色。

これがピサの斜塔か。

本当に、見事に傾いている。
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ピサの斜塔そのものよりも、トリック写真を撮ろうとしている観光客たちのほうがおもしろかった。

 

 

 

ピサの斜塔を両側から眺め、広場を散歩すること30分。

例によって飽きてきた。

 

最近わかってきたのだが、どうやら僕が好きなのは”観光”ではなく”移動”らしい。結果よりもプロセスを重視するスタイル。

UFOキャッチャーで景品を取るのは好きだけど、取ったあとの景品に興味はない、というのと似ているかもしれない。

 

 

次の目的地フィレンツェに向かうとするか。

 

 

斜塔から駅に向かう途中、ヨーグルト味のジェラートを食べてみた。味は微妙だった。
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ピサからフィレンツェへは電車で1時間ほどで行ける。電車の本数も30分に1本は出ており、アクセスは良好といえるだろう。

 

 

 

16時頃、フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅に到着。
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今回の宿は駅から歩いて10分ほど。

2泊で47ユーロ(約6,500円)は、この旅の宿の最高金額。

ドミトリー(相部屋)でこの価格とは…。
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荷物を宿に置いて、さっそくフィレンツェを散歩。
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シャア?!

シャア?!

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街並みがいちいち美しい。

歴史を感じさせる石造りの建物には、プラダやモンブランなど高級ブランド店が入居している。

 

 

 

ところで、ここフィレンツェは映画「冷静と情熱のあいだ」の舞台として、一部の日本人に有名らしい。

原作の小説は、ひとつの恋愛を女性目線と男性目線で、それぞれ別の作家によって2冊に書き分けられており、異色の恋愛小説となっているとのこと。

僕は原作を読んでおらず、映画もかなり前に一度見ただけなので、詳細は覚えていない。

 

日本に帰ったら、もう一度映画を見てみようかな。

実際にフィレンツェを訪れた今、きっと以前とは違う見方ができるようになっているだろう。

 

 

 

しばらく散歩していると、腹が減ってきた。

夕食は何にしようか迷ったが、ここに決めた。

 

 

 

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久しぶりのマクドナルドである。

「フィレンツェまで来てなぜマック…」という声が聞こえてきそうだ。たしかに、「せっかくフィレンツェに来たのだから、フィレンツェらしいものが食べたい」と思う人が大多数だろう。

そういう人たちの価値観からすれば、マクドナルドなんてありえない選択だ。

 

これは僕のポリシーでもあるが、人の逆を行くことが新たな価値の創造につながると信じている。僕はこれまで、そうやってイレギュラーな道を切り開いてきた。

もし過去の僕が、人と同じ道を選び続けていたとしたら、ネットで稼ぎながら世界一周なんてできなかったはずである。

ジョブズも人と同じように行動していたら、iPhoneなんて作れなかったはずだ。

 

人間の行動は、こういった日々の小さな心がけやポリシーよって決定される。そしてその小さな決定が積み重なり、大きく人生を変化させていく。すべてがバタフライ・エフェクトなのだ。

※参考記事「ポカラ⇒カトマンズ移動。あなたが僕のバタフライ・エフェクトだ」

 

 

さて。

記念すべき、ヨーロッパ初マクドナルドの注文。
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「1955」という、上質な肉を使ったハンバーガーのセットにした。料金は9ユーロ。(約1,200円)

マクドナルドで一人で1,000円以上使ったのは初めてだ。

 

ジューシーな肉がなかなかうまい。

 

 

 

早めに宿に戻り、寝る準備を終えてベッドに横になる。

天井でゆっくりと回る扇風機。それはまるで催眠術のように、僕を心地よい眠りへと導いていった。

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