君の知らない世界一周物語

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クアンシーの滝を観光後、発狂バスでビエンチャンへ。ルフィの肉理論

7月23日、水曜日。

今日はルアンパバーンの観光名所「クアンシーの滝」を見に行くぞ。

 

ハノイから27時間半。

地獄のバス移動で、昨夜ようやくたどり着いたルアンパバーン。

 

そんな苦労とは裏腹に、滞在わずか数時間にして、僕はルアンパバーンを脱出したくなっていた。

 

何もなさすぎるのだ。ここには本当に何もない。

マクドナルド、スターバックス、コンビニ。そんな日常的なものが、ここにはない。

 

 

あるのは赤茶色に濁ったメコン川と、緑の山々。そして観光地価格のレストラン。

メコン川

メコン川

 

この「何もない感」がいいという人もいるのかもしれない。自然が多くて、時間がゆっくり流れているのがいいという人もいるだろう。

 

しかし。

ルアンパバーンに来てみて再認識した。

やはり僕は、田舎よりも都会のほうが好きだ。50メートル歩けばファーストフード店が見つかる、東京やバンコクのような風景。

完璧に舗装された道路。近代的なビル群。終電の、酒臭く火照った乗客。ああいった都会的風景が、僕はたまらなく好きなのだ。

 

 

「ここは僕には合わない」

ルアンパバーンに到着してすぐ感じた違和感だった。

 

長居は無用。ルアンパバーンに到着した翌朝、ここを脱出する計画を立てた。

夕方発のバスで、ラオスの首都・ビエンチャンへ向かうのだ。チケットも手配済み。

首都ならここよりは栄えているだろう。淡い期待を込めての移動。

 

 

ビエンチャン行きのバスは18時30分の発車。それまでゆっくりするか…

 

昼食は牛肉チャーハン。隠し味的に入っているパイナップルやメロンが意外とうまい。
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昼食後、メインストリート沿いのカフェでバナナシェイク。南国のバナナシェイクは本当にうまい。
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ぶらぶらと散歩していると、旅行代理店の店先で「クアンシーの滝ツアー」の看板を見つけた。

ツアーは13時30分から17時30分まで。料金は50,000キープ(約750円)。

ちょうど時間もあったので、参加してみることに。

 

クアンシーの滝は、街から車で30分ほどの場所にある観光名所。

以下、クアンシーの滝の写真6枚。

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水が青くて、美しかった。

 

ここでは泳ぐこともできるが、まったく泳ぐ準備をしてこなかったので、僕は泳がなかった。

泳いでいるのはなぜか欧米人がほとんどで、日本人やアジア系の人種はあまり泳いでいなかった。

 

 

 

クアンシーの滝から戻ると17時30分だった。疲れからか、少し頭が痛くなっていたので、肉を食べることにした。疲れたときは肉に限る。ルフィの教えだ。
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昼と同じレストランで、牛肉のサンドウィッチ。うまかったが、頭痛は治らなかった。

 

 

 

18時30分になり、ピックアップのトゥクトゥクでバスターミナルへ移動。

VIPバスに乗り込む。

VIPバスは寝台バスではない。名前はかっこいいが、中学校の修学旅行で使うような普通のバスだ。シートは少しなら倒せるが、完全フラットにはほど遠い。
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狭い。(撮影後、となりに体格のいい男性が座った)

またしても地獄のバス移動か。しかし、今回は10時間ほどで目的地に着く。27時間に比べればチョロいものだ。

 

 

バスは予定通り出発。外は土砂降り。

 

 

 

走り出して数分後、僕は絶望した。

僕の席のちょうど真上に謎のハッチ(ドア?)があり、雨漏りしているのだ。

バスの天井

バスの天井

水滴が落ちてくる間隔を計ってみると、どうやら3分に1回落ちてくる。

しかも、狙ったかのように僕の首筋に直撃する。

 

僕は何かで読んだ拷問の方法を思い出していた。

受刑者の頭に一定の間隔で水滴を落とし続けると、次第にその音がガンガン響いてきて、最後には発狂してしまうらしい。

 

 

いや、この場合発狂よりも怖いのは、風邪をひくことだった。

バス内は、例によって東南アジア的な寒すぎる冷房が効いている。そんな中、一晩中水滴が落ちてきたのではたまらない。寒くて死んでしまう。

 

水滴に打たれながら、僕は雨が止んでくれることをひたすら祈った。

 

 

 

 

深夜1時頃、トイレ休憩。

雨は止み、雨漏りも止まっていた。僕は心から安堵した。

 

 

 

翌朝。7月24日の6時頃。バスはビエンチャンに到着。

宿までタクシーで20,000キープ。(約300円)

宿はカラフルでいい感じ。
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チェックインは13時からなので、無理だろうなと思いつつも受付に行ってみる。

すると、ありがたいことに、こんな朝早くにチェックインさせてもらえた。うれしい。

部屋に荷物を置いて街を散歩。朝食を食べよう。
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近所で肉ヌードル。魚介スープに浮かぶトマトがうまい。
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またしてもバナナシェイク。うまいからやめられない。
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少し散歩してわかってしまった。

ビエンチャンも何もない街だということが。
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今日は観光はもういい。ゆっくりしよう。

そう思って、僕はお菓子を買い込んで部屋に戻った。

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東南アジアのコンビニやスーパーでよく見かける、味付海苔のお菓子。高いけどうまい。

 

 

 

お菓子にコーラという至福。午後はダラダラと過ごした。

 

夕食は牛肉サンド。ボリュームがあってうまい。
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いつの間にか頭痛は治っていた。ルフィの肉理論は正しかったのかもしれない。

 

 

田舎はもう十分だ。

明日にはビエンチャンを出よう。

そう思って、僕は眠りにつくのだった…

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