君の知らない世界一周物語

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ポカラのネット環境は悪い?響け、思春期のアルペジオ

8月7日、木曜日。

早朝にブログを書いていて気づいたことがある。

ポカラはネット回線速度が遅い。

 

いや、正確には「場所・時間帯による速度の差が激しい」と言ったほうがいいかもしれない。

インドもそうだった。

同じ場所でも時間帯によってものすごく遅かったり、ネットにアクセスできなくなったりする。

 

 

夜はネットを使う人が多いので回線が混雑し、速度が致命的に遅くなる。逆に早朝は速くなるが、それでもサクサクというほどではない。

 

ネットで調べたところ、どうやらネパールは、ネット回線に関しては全国的に発展途上のようだった。

 

夜はとてもじゃないがブログ更新などできそうにない。いや、ともすればネットサーフィンすら危うい。動画閲覧などもってのほかだ。

 

 

 

夜にパソコンのメモ帳で下書きしておき、早朝にネット回線を使ってブログ更新する。

回線速度の遅い場所では、これがブログ更新の基本スタイルになりそうだ。

 

 

 

 

さて、今日はポカラ2日目だが、例によって特にやることは決まっていない。

チェックアウトの12時まで部屋で過ごそう。

 

 

10時頃、ブログ更新をどうにか済ませ、「ポカラ 観光」などでネット検索して情報を仕入れる。

が、特に興味をそそられる情報はなかった。

 

今ネパールは雨期なので、トレッキングやパラグライダーなど、多くのアクティビティの魅力が半減している。

※ネパールの雨期は6月〜9月

 

 

 

なかでも、街から見ることのできるヒマラヤ山脈は、ポカラ最大の魅力といっても過言ではない。

しかし、雨期なのでヒマラヤ山脈は分厚い雲に隠れてしまっている。

 

 

 

 

今日は晴れているが、やはり雲が多い。
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11時をまわったところで、宿をチェックアウト。

とにかく腹ごしらえをしよう。

 

 

 

レイクサイド・ロードを歩くと、たくさんのレストランが軒を連ねている。

パッと見た印象では、欧米系のピザ・サンドウィッチ店が多い。

中華料理店、日本食店、ネパール料理店もあるが、その数は多くはないようだ。

 

 

どこで食べようかなぁと迷いながら歩いているうちに、日本人宿「サンタナ・ゲストハウス」を見つけた。

クミコハウスでシンジ君から教えてもらった宿だ。

ポカラ2泊目はここにしようと決めていた。
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ドミトリーにチェックイン。1泊250ルピー。(約250円)
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4階には広いロビーがあり、宿泊客同士でコミュニケーションを楽しめそうだ。
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部屋に荷物を置き、一息入れる。

 

そうだ。昼飯を食わねば。

宿のスタッフ・トシさんに、おすすめのレストランを教えてもらう。

 

近所の「ラフィング・ブッダ」というネパール料理店がうまいと聞いたので行ってみた。
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チョーミン(焼きそば的なもの)110ルピーと、魚のモモ(小籠包的なもの)150ルピーを注文。
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モモは硬めの小籠包といった感じでうまかった。皮に弾力がある。

この弾力。大学時代によく食べに行った、第七ギョーザのホワイト餃子を思い出す。

※第七ギョーザ⇒金沢にある餃子屋。看板メニュー「ホワイト餃子」は、分厚く弾力のある皮が特徴。金沢のB級グルメとして人気があり、芸能人も数多く訪れる。

 

 

 

昼食後、レンタルバイクを借りて近所を走ってみた。

インドと比べてポカラは車も少なめで、気軽に路駐して写真撮影ができる。
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途中、ぬかるみで足が汚れてしまった。
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きれいな小川を発見。
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靴のまま小川に入って足を洗う。気持ちがいい。
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地元の子どもたちも小川で水遊びをしている。「ハロー」と声をかけてくるので、こちらも「ハロー」と返す。

 

 

 

走り疲れたので、レイクサイドのカフェで休憩。しぼりたてのマンゴージュースはやはりうまい。
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一休みしたあと、デイビス・フォールという滝を見に行った。
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小さな滝だが、ドドドという爆音を響かせて、勢いよく水が流れている。
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火照った肌に、水しぶきが心地よい。

 

 

 

3時間ほど走り続けたら肛門が痛くなってきた。バイクで走りすぎると肛門が痛くなるという新発見。気をつけねばならない。

 

 

 

これ以上肛門を痛めるのはイヤだったので、バイクを返却して近所を散歩。

ダンシャリアンの僕は、基本的に食べ物以外のモノを買うことはない。しかし、土産屋は見るだけでも楽しいものだ。

ベヘリット?!

ベヘリット?!

夢をかなえるゾウ

夢をかなえるゾウ

 

 

 

 

夕方。宿に戻ると、バラナシのメグカフェで会った日本人女性ヒトミさんと再会した。

日本人宿を渡り歩いていると、このような再会がたびたびあるらしい。

 

ヒトミさんは今年5月から女二人で世界一周中で、今年のトマティーナにも参加するとのこと。

彼女もポカラの次はカトマンズに行くらしいし、また会うかもしれないな。

 

 

 

夜はヒトミさん・ミサトさん(ヒトミさんの相方)と3人でピザを食べた。
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生地がモチモチでうまい。本格的なピザだ。

サラミのピザ・ほうれん草のピザ・パイナップルのピザをシェア。意外にも、満場一致でパイナップルが一番うまいという感想。

 

ネパールの地ビール「ゴルカビール」も飲んでみた。
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フルーティーで飲みやすい。

 

 

ビールの王冠はミサトさんにあげた。世界のビールの王冠を集めていて、今は15個ぐらい集まっているらしい。

グラム単位でも荷物を減らしたい僕には、とても真似できない芸当だ。

 

 

 

 

僕は世界一周中の日本人に会ったら、旅に出ようと思ったキッカケとか、人生の転機とか、そういう話が聞きたくなる。

観光地を見に行くよりも、そっちのほうがおもしろい。なぜならそこには、人ひとり分のストーリーがあるからだ。

ひとつとして同じものがない、独自のストーリー。彼らの語るオリジナルストーリーは、どんな小説よりもおもしろい。

 

 

 

笑い声とともに、ピザとビールが瞬く間に消費されていった。

 

 

 

 

 

21時頃。宿に戻ると停電していた。ネパールもインド同様、計画停電が実施されているのだ。

 

 

ロビーに上がると、古びたアコースティックギターを見つけた。

1弦は切れたまま。ネックにはGodsonと書いてある。おそらくGibsonのパクリだろう。

僕はギターのチューニングを合わせ、押尾コータローを爪弾いた。曲は「Dreaming」。アルペジオの静かな楽曲だ。

 

弦が1本足りないアルペジオは、どこかいびつな形の音である。

 

 

 

何かが欠けた、不完全な分散和音。

思春期のようなアルペジオは、わずかな残響を残し、ディープブルーの闇に溶けていった。

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