君の知らない世界一周物語

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サハラ砂漠。見上げた夜空は、星が降るようで

満天の星空の下、僕らは砂漠に並んで寝転がり、空を眺めている。

天の川が見える。最高級の星空だ。

ひときわ輝きの強い星を指差し、僕は言う。

僕「あれがデネブ、アルタイル、ベガ。夏の大三角だよ」

君「でねぶ、、、アルカイダ、ベラ?」

何度教えても君は間違えた。

 

【これまでのあらすじ】

モロッコ・マラケシュで、急遽参加を決めた砂漠ツアー。

トマティーナからの流れで、初対面同士も含めた日本人6人で参加することになった。

男3人、女3人。バランスの良いパーティー編成だ。

————–

 

 

 

トマティーナ・イビサと、一緒に行動してきたグループを抜けた僕は、マラケシュのカフェである旅人と再会を果たしていた。

昔、東京の旅イベントで知り合った旅仲間だ。

彼女は、翌日から二泊三日の砂漠ツアーに行くらしかった。

 

おもしろそうなので、僕も参加することにした。

 

 

 

9月10日、7時。砂漠ツアー出発の朝。

ミニバンに乗り込んだ僕らは、サハラ砂漠を目指してマラケシュを出発。

 

ところで、このツアーは詳細不明のまま申し込んだので、どこに何時に着くのか?どんなところに寄るのか?などの事前情報が皆無だった。

とりあえず出発時点でわかっていたのは、二泊三日であること、ラクダに乗ること、砂漠で一泊することぐらい。

 

やたらと急かされたり、見たくもない土産屋に連れていかれたりと、なかなかストレスフルな往路ではあったが、二日目の夕方には無事砂漠に到着。

苦楽を共有できる仲間がいるのは心強い。

 

 

 

砂漠の入口で車を降り、ラクダに乗り換えてキャンプ地を目指す。

 

 

ラクダに乗るみんなの、楽しそうな声が砂漠に響く。

そんな中で、僕はラクダから落ちないよう、ひとり戦慄していた。

僕のラクダはなぜかハンドルがやたら前方に付いており、気を抜くと前方に落馬(落ラクダ?)してしまいそうだったのだ。

僕は武豊ばりの前傾姿勢で、ラクダにしがみついていた。

IMG_8849.JPG

 

 

 

 

落ラクダせず、無事キャンプ地に到着。

わずか20分ほどのラクダ・タイムだったが、ひどく疲れた。

普段使わない筋肉を使ったようだ。

 

ラクダを降りてサンダルを脱ぐ。

砂漠では裸足のほうが歩きやすい。

 

巨大な砂丘に上り、砂漠を一望。

IMG_8851.JPG

 

IMG_8774.JPG

 

砂漠に沈む夕日はこれまで見たどの夕日よりも美しく、砂漠で飲む水はぬるくても格別の味がした。

 

 

 

 

太陽が落ちると、すぐに夜が来た。

ろうそくの灯りを頼りに夕食を食べていると、ぽつりぽつりと星が輝き出した。

ディープブルーの夜空が、瞬く間に星で散りばめられていく。

 

まだ月は出ていない。

文字通り、満天の星空だ。

 

 

 

各自、思い思いに砂漠に横になり、星空を心ゆくまで堪能する。

 

 

 

 

僕のとなりには、イビサで知り合った美しい女性がいた。

 

満天の星空の下、僕らは砂漠に並んで寝転がり、空を眺めている。

天の川が見える。最高級の星空だ。

ひときわ輝きの強い星を指差し、僕は言う。

僕「あれがデネブ、アルタイル、ベガ。夏の大三角だよ」

君「でねぶ、、、アルカイダ、ベラ?」

何度教えても君は間違えた。

 

 

 

漫画みたいに大きな流れ星。

砂漠の熱風が頬をなでていく。

 

 

僕はこの星空と彼女の横顔を、できるだけ覚えておこうと思った。

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Comments & Trackbacks

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  1. なんだよーう
    星空の写真あるんかて期待したじゃんー笑

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