君の知らない世界一周物語

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逃げちゃダメだ!セントーサ島のカジノでリベンジ

7月4日、金曜日。

いつもどおり早朝に目覚め、ブログを書き終わる。

今日はシンガポール初日にふさわしい観光をするぞ。

 

「シンガポールといえば?」と問えば、ほとんどの人が「マーライオン」と答えるだろう。

僕が泊まっているゲストハウスはチャイナタウンにある。マーライオンまで徒歩15分程度で行けるので見てきた。

マーライオンとマリーナベイ・サンズ

マーライオンとマリーナベイ・サンズ

マーライオンよりも、トリック写真を撮ろうとしている人たちを見ているほうがおもしろかった。マーライオンの水を口で受ける、とかね。

 

ところでシンガポール、なかなかの大都市。東京にひけをとらないビル群。
写真 2014-07-04 9 32 45

写真 2014-07-04 9 33 39

 

地下鉄に乗ってハーバーフロント駅まで移動。

そこから歩いてセントーサ島へ向かう。ウィキペディアによれば、セントーサ島はシンガポールの重要な観光スポットとなっているらしい。

 

セントーサ島には何があるのかというと、

  • ユニバーサル・スタジオ・シンガポール
  • モノレール
  • いろいろなアトラクション
  • ビーチ
  • 水族館

があるらしかった。

 

以下、セントーサ島の写真。

ハーバーフロント駅から見たセントーサ島

ハーバーフロント駅から見たセントーサ島

写真 2014-07-04 11 13 01

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セントーサ島にもマーライオンがいた。このマーライオン、内部が建物になっていて上ることができる。
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マーライオンの口からの眺め

マーライオンの口からの眺め

マーライオンの中で記念コインをもらったけれど、重いので捨てた。こういったものは、思い出だけがあればいいのだ。
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思い出系の品は、写真を撮ってデータ化して捨てる。断捨離テクニックのひとつである。

 

腹が減っていたので、昼飯にペナン風カレー麺というのを食べた。どの辺がペナン風なのかわからないが、イカがプリプリとしていてうまかった。
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腹ごしらえを終えて、引き続き島内を散策。

所持金が少ないことに気づき、島内のATMで200シンガポールドル(約16,000円)をおろした。

 

何かおもしろいものはないかと、テクテク歩いていると…
写真 2014-07-04 11 42 32

?!

カジノを見つけた。

なりに電流走る。

頭をよぎるマカオでの惨敗。
※参考記事⇒マカオでギャンブル!出るか「倍プッシュ」

 

 

もしここで200シンガポールドルが手元になかったら、おそらく素通りしていただろう。

しかし、タイミングが合いすぎた。ちょうど、おろしたての200シンガポールドルが手元にある。おろしたてのワイシャツ、みたいな凛とした響き。

 

葛藤。

「やめとけ。金の無駄だぞ」

「いや、カイジ読者としてここでリベンジだろ」

「おまえにゃ無理だ、魚住」

「俺じゃない。うちの仙道がやる」

 

いろいろな過去の偉人たちの声が聞こえた。

そして、最後に僕の心に強く響いてきたのは、シンジの言葉だった。アニオタ業界では、有名すぎるあの言葉。

「逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。。。逃げちゃダメだッ!!」

再生されるイメージ。担架で運ばれる綾波、見下ろすゲンドウ。

脳内に流れる「残酷な天使のテーゼ」はボリュームMAX。

覚悟は決まった。

 

入口でパスポートを見せ、カジノに入場。

どのギャンブルで勝負するか、カジノ内を物色。

 

もうスロットはこりごりだ。

もっとわかりやすいのがいい。シンプルなのがいい…

 

 

「あれは?やめとこう。難しそうだ」

なかなか勝負にいけない。そのヘタレぶりは、限定ジャンケン序盤のカイジのようである。

 

と、人だかりのできている場所を見つけた。

見てみると、ルーレットだった。

「赤か黒かに賭けて、当たったら2倍」という、わかりやすすぎるギャンブルである。

 

これがいい。

僕はルーレットで勝負することにした。

 

 

勝負は1回と決めていた。

ちまちまやっても仕方ない。200シンガポールドルを全部賭けて、勝って2倍にしてカジノを出る。

負けることなんて毛頭考えていない。この絶妙なタイミングで、予期せぬカジノに巡り会ったのだ。おろしたての200シンガポールドル。

ギャンブルでの負けは、ギャンブルで返す。それがカイジファンとしての生き様である。

 

僕はに賭けた。所持金全額、一発勝負。200シンガポールドルをベット。

勝てば32,000円になる。マカオでの負け13,000円を取り戻すには十分の金額だ。そして十分にドラマティックだ。悪くない。

 

 

回るルーレットと、すまし顔のディーラー。

ほとばしるパトス。高鳴る鼓動。

勝てるイメージしかない。球は絶対に黒に入る。

 

白い球が、ディーラーの滑らかな動作によって投げ入れられる。

 

 

だんだん球のスピードが緩やかになり、コトッと球が止まった。

 

 

 

 

 

 

赤。

 

わずか数分で、200シンガポールドルが消えた。

 

 

僕は微笑んで、ポーカーフェイスで場内を立ち去った。

落胆ぶりを周囲に見せる必要はない。

絶望は自分自身で味わい尽くさねばならないのだ。

 

 

僕はなぜ負けたのか?

アカギならこう言うだろう。

「死ねば助かるのに。今、気配が死んでいた。背中に勝とうという強さがない。ただ、助かろうとしている。負けの込んだ人間が最後におちいる思考回路…。あんたは、ただおびえている」

 

そう、僕はおびえていた。

一度負けたスロットを回避した。

難しそうなギャンブルを回避した。

逃げて逃げて見つけたルーレット。消去法で選んだのだ。

そんな弱気な姿勢では、たしかにそう言われても仕方がない。

ここシンガポールで、アカギ(声優・萩原聖人)の声が、僕の心に優しく深く響いたのだった。

 

 

ひとしきりセントーサ島散策を楽しんだあと、チャイナタウンの宿に戻ってきた。この宿は居心地がいいので、追加でもう2泊することにしていた。

宿に戻ってきたのは14時頃だったが、とてつもない疲労を感じたのでベッドに横になった。

 

目が覚めると19時を過ぎていた。5時間も昼寝してしまったのか。よぎる、昼夜逆転の予感。

 

最近野菜を食べていないなと思うと、急に野菜が食べたくなった。

近所にチャイナタウン・ポイントというショッピングセンターがあるので、そこで夕食をとることに。

 

 

手軽に野菜がとれる外食店といえば、ここしかないだろう。
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そう、サブウェイである。

野菜たっぷり。ハムのサンドウィッチとスプライト。いろいろな野菜が楽しめて、これで5.5シンガポールドル(約450円)は安い。

 

そのあと、同建物内のパン屋であんぱんとシナモンドーナツを食べ、帰宅してブログを書いた。

明日はどこへ行こうかな。

(続く)

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