君の知らない世界一周物語

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なり は バスチケット を 手に入れた!元ネトゲ廃人、NPCと戦う

7月7日、月曜日。

今日は大切なミッションがある。

マレーシア行きのバスチケットを購入するのだ。

ラベンダー駅から徒歩10分ほどの場所にある、ゴールデンマイル・コンプレックスという場所。

ここの1Fに、バスチケット販売店が10店舗ほど並んでいる。

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僕が求めているのは、マレーシアのマラッカという場所に行けるチケット。

シンガポールの中心部から4時間ほどで、バスで国境を越えてマラッカへ行くことができる。

 

 

このテの、同じような店舗が並んでいる場所では、いくつかの店に値段を聞いてみて、相場を把握するのがRPGの常套手段である。元ネトゲ廃人の腕がなる。

さっそく聞き込み開始。

 

まさにリアルドラクエ。しかし、勝手にタンスをあけてはいけない。注意せねばならない。

 

 

僕「マラッカまでいくらですか?」

店員「25シンガポールドルだよ(約2,000円)」

僕「安くなりませんか?」

店員「無理だね」

僕「わかりました。また来ます」

 

このような会話を5店舗ほど繰り返す。

どうやら、相場は22〜25シンガポールドルらしい。

 

 

ほとんどの店が、制服を着た店員3名〜4名ほどでカウンター対応している。マニュアル的な対応。マニュアル的な値段。

口裏を合わせたかのように、全員が同じ対応だ。まるでネトゲのNPC(ノン・プレイヤー・キャラクター)のようである。NPCは、プログラムされた内容を話すことしかできない、悲しい存在なのだ。

 

NPC相手に聞き込みを続けるのも疲れてきた。

と、そんなとき目に入ってきたのは、気難しそうなおじさんがひとりでカウンター対応している店。店内に客はいない。一瞬、入店をためらってしまう。

「しめた!」と僕は思った。

こういう店が意外と穴場だったりするのだ。

 

店の入口に立つ僕を、眼光鋭く見据えるおじさん。

 

僕はにこやかに声をかける。歌うようなアルトで。

僕「マラッカまでいくらですか?」

おじさん「20シンガポールドルだよ(約1,600円)」

僕「(最安値キターと内心叫びながら)1枚ください」

おじさん「あいよ。明日の11時発車だから、10時半にここにきな。そしたら、バス発車場所まで連れてってやる」

僕「サンキュー」

 

というわけで、おそらく最安値であろう(キミセカ調べ)マラッカ行きチケットを手に入れた。
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このようなRPG的やりとりも、旅の楽しみのひとつである。

さあ、次の国に向かう準備は整った。

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