君の知らない世界一周物語

Read Article

トラブルの朝。スリジャヤワルダナプラコッテで星間飛行

7月29日、火曜日。

今日はトラブルから始まった。

 

今回の宿は朝食付き。宿予約サイトBooking.comでも、おいしそうな朝食の写真が掲載されている。

朝食を楽しみにしてロビーに向かう。

僕「おはよう。朝食をお願いします」

スタッフ「朝食は付いてませんよ」

 

電流走る。

 

僕「いや、ここに書いてあるでしょ」

と、Booking.comの予約ページを見せながら話す。
IMG_7434 2
僕「ほら、free breakfastって書いてあるよね?この宿は少し高いなと思ったけど、朝食が付いているからこの値段で泊まることにしたんだ」

スタッフ「これは古い情報ですね。今はもう朝食サービスはやってないんですよ。料理を作る機材が壊れてしまったんです」

僕「それはそちらの都合でしょ。僕はもうチェックイン時にお金を払っているんだし、今さらそれを言うのはフェアじゃないよ。無料で朝食を出せないというのなら、いくらか返金してほしいな。あと、free breakfastって表記は消したほうがいいよ。このままにしておくと、また同じクレームがつくと思うよ。嘘を書いてるわけだからね」

スタッフ「私では判断できないので、上司に相談してみます。上司はあと30分で出勤するので待っていてください」

 

 

 

待つこと30分。上司(女性)が出勤してきた。

さきほどの男性スタッフが、ことの経緯を上司に説明している。

 

上司が歩み寄ってきた。

上司「このたびは申し訳ございませんでした。すぐに朝食を用意しますのでお待ちください。もちろん無料です。また、ウェブサイトの表記は削除します。ご指摘ありがとうございました」

 

話のわかる上司でよかった。僕はケンカはしないが、こういった当然の権利は主張するし、企業側のサービス改善になるような指摘は遠慮なくすることにしている。

こうして用意された朝食はこちら。男性スタッフが近所のレストランから買ってきてくれた。
IMG_7435

悪くない味だったが、ゆっくり食べる気分ではなかったので、すぐにたいらげてチェックアウトした。

 

 

 

今日は天気がいい。気温が高くて日差しも強い。バックパックを背負って歩くだけで汗が噴き出してくる。

脱水症状に注意せねば。
IMG_7436

 

さあ、今日は何をしようか。いつもながらノープランだ。

とりあえず、近所を散歩することにした。

以下、散歩中の写真6枚。
IMG_7438

IMG_7439

IMG_7440

IMG_7441

IMG_7444

IMG_7445

 

 

だめだ。5kgとはいえ、バックパックを背負ってこの猛暑の中を歩くのは自殺行為だ。

次の宿に荷物を置いてこよう。

 

トゥクトゥクを拾い、3kmほど離れた宿まで移動。
IMG_7446

IMG_7467

1泊10ドル。

部屋は広くて風通しもいい。気に入った。

 

時刻は11時。

宿の自転車をレンタルし、近所を散策することに。

 

 

スタバっぽい雰囲気のカフェを見つけたので入ってみた。メニューもスタバっぽい。「ジャバチップフラッペ」というメニューを注文したら、ジャバチップフラペチーノそっくりなモノが出てきた。
IMG_7447

ジャバチップ特有の、ジャリっとした食感。少しホイップクリームが硬いが、風味はそっくり。僕はスタバのジャバチップフラペチーノが好きなのだ。

 

 

 

昼食前で空腹なのに、フラペチーノもどきを飲んでしまうとは不覚だった。昼食を食べたい気持ちが半減してしまった。

空腹がフラペチーノで満たされる、なんとも言えない残念感。空腹にビールを注ぎ込む感覚に似ている。

 

フラペチーノは空腹時に飲むものではないな、と反省しながら自転車を走らせていると、今度はピザハットが見えてきた。

そういえば、僕はピザハットの店内でピザを食べたことがない。初めてのピザハットがスリランカというのも悪くないな。というわけで、フラペチーノで満たされた胃袋に、トマトとチーズのピザをねじ込んだ。
IMG_7448
ピザハットのピザは、もちもち食感でうまかった。

 

 

 

13時。

ピザをたいらげ、ピザハット店内でグーグルマップを眺めていると、本日二度目の電流が走った。
IMG_7450

スリジャヤワルダナプラコッテが近いではないか。

 

スリジャヤワルダナプラコッテとは、誰もが一度は暗記したことがあるであろう、スリランカの首都である。

学校の地図帳で、圧倒的存在感を放つ長い名前。

「リーテラトバリタ・ウルス・アリアロス・バル・ネトリール」を暗記するか、「スリジャヤワルダナプラコッテ」を暗記するか。そんな二者択一を迫られた青春時代がなつかしい。

 

 

 

「こうしちゃいられない」

僕はピザハットを飛び出し、自転車にまたがった。よくわからない義務感みたいなものが、僕を突き動かす。

目指すは当然、伝説の都市スリジャヤワルダナプラコッテだ。

 

距離はここから4kmほど。どうってことない。アンコールワットで40km以上走って遭難しかけたことを思えば、屁でもない距離だ。

※参考記事⇒アンコールワットで遭難しかけ、ワニ肉をむさぼり尽くす

 

 

 

 

自転車を走らせること30分。

ついに、ついにスリジャヤワルダナプラコッテに到着した。
IMG_7458

 

街並みはいたって普通。
IMG_7459

伝説の剣もないし、ドラゴンもいない。

不思議な猫が現れて冒険が始まることもない。

 

 

僕は少しがっかりしながらも、伝説の都市スリジャヤワルダナプラコッテを走り続けた。

 

疲れたので、スリジャヤワルダナプラコッテのカフェでレモンティーを飲んだ。
IMG_7461

IMG_7462
新鮮なレモンの味がしてうまかった。

 

 

 

少し移動すると、今度はスリジャヤワルダナプラコッテのバーガーキングを発見。あまり腹は減っていなかったが、せっかくなので入店。
IMG_7460

IMG_7465

なんの変哲もないバーガーキングの味。

 

 

 

 

少年の夢、スリジャヤワルダナプラコッテ。

伝説の都市、スリジャヤワルダナプラコッテ。

 

そこは、ただの町だった。

 

 

 

街中いたるところで見かける「LANKA」の文字。

ランカ・リーの「星間飛行」が、頭の中で呪文のように無限のリピート。

 

スリランカの旅も、もうすぐ終わる。

URL :
TRACKBACK URL :

Leave a Reply

*

人気記事ランキング

Return Top