君の知らない世界一周物語

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ロンドン到着。地獄のタコ部屋ホステルに絶望

11月11日、18時30分。

ぼくを乗せた飛行機はロンドン・ルートン空港に到着した。

LCCなので、飛行機から滑走路へ歩いて直接降りる。初めてのロンドンは、冷たい小雨が降っていた。

 

滑走路を少し歩き、空港の建物に入る。

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厳しいと聞いていたイギリス入国審査も、あっけないほどスムーズに終わった。

滞在の目的を聞かれただけだった。運がよかったのかな。

 

 

 

 

ロンドン周辺にはいくつも空港がある。ぼくが到着したルートン空港は、ロンドン中心部から50kmほど離れているので、バスに乗って中心部へ移動する。

 

 

 

バスに揺られること約1時間。ヴィクトリア・コーチ・ステーションに到着した。(イギリスでは長距離バスのことをcoachという)

 

 

iPhoneのグーグルマップで確認すると、宿までは2kmほど。小雨が降っているが、ダウンジャケットのフードをかぶり、気にせず歩いていく。

 

歩いてテムズ川を越える。

夜はロンドン・アイ(観覧車)が美しい。
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30分ほど歩くと、予約してきた宿に到着。宿はなぜか停電しており、チェックインを1時間ほど待たされた。

仕方ないので、暗闇のロビーでバナナとパンを食べる。
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ここは「ロンドン・アイ・ホステル」という宿。

これまで多くの旅人から「ロンドンは物価が高い」と散々聞いてきた。が、この宿は1泊約10ポンド(約1,800円)で、思ったほど高くない。

 

 

 

 

停電が直ってチェックインが終わったのは22時。

部屋に入ってみると、低価格の理由がわかった。
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ものすごいタコ部屋だ。(狭くて息苦しい部屋のことを勝手にそう呼んでいる)

12畳もないであろう部屋の中に、三段ベッドが五台も置かれているのである。

 

 

 

窓も完全密封されており、息苦しい。床には荷物が散乱しており、足の踏み場もない。

 

脱ぎ捨てられた靴のにおい。酔っぱらいの口や体から発せられるアルコール臭。生乾きの洗濯物。

さまざまなにおい(”臭い”と変換してもいいだろう)が混ざり合って、異様な空間を作り出している。

 

 

 

ぼくはこの部屋に入った瞬間、「あ、宿変えたい」と即座に思ったほどだった。

旅をスタートしてから四か月。いままでいくつものひどい安宿を経験してきたし、それなりに安宿耐性はついたつもりだった。しかし、ここまで嫌気がさした宿は初めてかもしれない。

 

 

 

 

「ふう、、、」

あきらめにも似た息をひとつ吐き、仕方なく下段ベッドに陣取る。

コンセントが壊れていて使えないうえに、ベッドに設置された個人用ライトも壊れていてつかない。なんだここは。

 

 

 

 

 

今日は移動で疲れている。シャワーを浴びてすぐに寝てしまおう。

 

 

シャワーもけっしてクオリティが高いとはいえなかった。それでもなんとか下着を洗濯し、ベッドの支柱に洗濯ヒモで干すところまでやった。

 

 

 

改めてぼくは思った。

泊まる宿は重要だ。それこそ、宿の印象がそのまま訪問国の印象を左右するほどに。

 

 

 

 

体を曲げて狭いベッドに滑り込む。高さが足りないので、ベッドの上では座ることもできない。

 

部屋にはWi-Fiもない。

iPhoneさえ見ず、ぼくはすぐに眠りに落ちた。

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