君の知らない世界一周物語

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世界一周で行きたかった場所リストを発見!”見えてきたもの”とは?

zekkei
MacBook内のデータ整理をしていたら、出発前に書いた「世界一周で行きたい場所&見たいものリスト」が出てきた。

旅に出て9か月経ったいま、どのぐらい行けているか確認してみると、次の目的地がうっすらと見えてきた。

 

※訪問済みは「済」
※未訪問は「未」
その国に行ったのに訪問しなかった場所は赤文字

 

済 マチュピチュ(ペルー)
未 ナスカの地上絵(ペルー)
済 ピラミッド(エジプト)
未 グランドキャニオン(アメリカ)
未 ナイアガラの滝(アメリカ)
未 自由の女神(アメリカ)
未 ラスベガス(アメリカ)
未 モニュメントバレー(アメリカ)
未 アンテロープキャニオン(アメリカ)
未 イエローストーン国立公園(アメリカ)
済 サハラ砂漠(モロッコ)
済 青い街シャウエン(モロッコ)
未 ゴビ砂漠(モンゴル)
未 ゲル(モンゴル)
未 グレートバリアリーフ(オーストラリア)
未 エアーズロック(オーストラリア)
未 南極
済 イースター島(チリ)
未 パタゴニアのマーブルカテドラル(チリ)
済 パタゴニアのパイネ国立公園(チリ)
済 マーライオン(シンガポール)
済 カオサン通り(タイ)
済 ガラパゴス諸島(エクアドル)
済 ウユニ塩湖(ボリビア)
未 オーロラ(アイスランド)
未 ドバイの高層ビル群(UAE)
未 チョコレートヒル(フィリピン)
済 トマト祭り(スペイン)
済 アルハンブラ宮殿(スペイン)
未 古都トレド(スペイン)
未 ローマ水道橋(スペイン)
済 FCバルセロナ・メッシ(スペイン)
済 サグラダ・ファミリア(スペイン)
未 イグアスの滝(ブラジル・アルゼンチン)
未 ヴィクトリアの滝・デビルズプール(ジンバブエ共和国・ザンビア共和国)
未 モレーン湖(カナダ)
未 カナディアンロッキー(カナダ)
未 恐竜州立自然公園(カナダ)
未 死海(イスラエル・ヨルダン)
未 ペトラ(ヨルダン)
未 システィーナ礼拝堂(イタリア)
済 真実の口(イタリア)
済 コロッセオ(イタリア)
未 ポンペイの遺跡(イタリア)
済 アマルフィ海岸(イタリア)
済 ピサの斜塔(イタリア)
未 ストーンヘンジ(イギリス)
未 グリニッジ(イギリス)
済 タージ・マハル(インド)
未 ヴェルサイユ宮殿(フランス)
済 セーヌ河岸(フランス)
未 万里の長城(中国)
未 九寨溝(中国)
未 黄龍(中国)
未 峨眉山(中国)
済 アンコール・ワット(カンボジア)
未 ホーエンツォレルン城(ドイツ)
済 ノイシュヴァンシュタイン城(ドイツ)
未 ケルン大聖堂(ドイツ)
未 ソコトラ島(イエメン)
未 チチェン・イッツァ(メキシコ)
未 古代都市ウシュマル(メキシコ)
未 古代都市テオティワカン(メキシコ)
未 ボロブドゥール(インドネシア)
未 コモド国立公園(インドネシア)
未 メテオラ(ギリシャ)
未 アテネのアクロポリス(ギリシャ)
済 カッパドキア(トルコ)
未 パルミラの遺跡(シリア)
済 アウシュヴィッツ(ポーランド)
未 ノートルダム大聖堂(ベルギー)
未 レンソイス(ブラジル)
済 プラハ城(チェコ)

以上。

 

 

このリストを見て思うのは、「ほとんど行けてないなぁ」ということ。

 

世界一周に憧れていたあの頃、ぼくが思い描いていた”夢の場所”は、いまではその輝きを失いつつある。

いまのぼくには”絶景”という言葉はほとんど響かない。その言葉はまるで、毎日毎日腕時計の叩き売りをやっている上野アメ横の時計屋の売り文句「本日最終日!本日閉店!全品半額!」のようにむなしく響く。

 

 

いままで何十の国をまわり、たくさんの旅人と触れ合い、「旅でどこに重点を置くか」が変化してしまったのだ。

”絶景のウインドウショッピング的な旅”はもう十分だ。「あそこに行かなきゃ。あそこにも行かなきゃ」とあくせく動くのはもうやめだ。

これじゃあまるで、テレビCMや詐欺広告に振り回される”情報弱者”と同じではないか。

 

情報に振り回され、大切なものを見落とす旅は、もう卒業だ。

その絶景は、本当に自分が望んだものなのか?誰か他人が望んだものではないか?本当に、ぼくの心が求めるものは?自問自答が必要だ。

 

「他人の人生を生きるな」とスティーブ・ジョブズは言った。

そうだ。ぼくは「他人が行きたいと思った場所」に振り回されていたのだ。ぼくだけの”ものさし”をどこかに置き忘れてきてしまった。

 

 

 

ぼくはぼくに尋ねてみる。

「なぁ、なりよ。絶景を見て、なにか成長したかい?

お金さえ払えば誰でも連れて行ってもらえる絶景。ありふれた商品たる絶景。

誰でも手に入れることができる”量産型ザクみたいな絶景”を、君は本当に”価値あるもの”と思えるのかい?

”努力せずに得たものから得られるものはない”といつも言っているのは、なり、君自身じゃないか」

 

ぼくの中のぼくが、誰よりも刺さる言葉をぼく自身に突きつけてくる。ぼくは胸を張って答えることができない。

 

 

 

たしかに、すでに数か月前から、ぼくの観光熱はもう冷めてしまっている。その自覚はある。

それよりも、スペイン語を使って現地人と会話したり、人にマクラメを教えたり、トランプマジックを見せて駅員を驚かせたり、安く買ってきた肉でカレーを作ったりするほうが楽しい。

 

”外的な要因(絶景)に答えを求める旅”から、”答えを作り出す旅”にシフトしていく。

あるいは、ぼくは”ぼくにしか見れない絶景”が見たいのだ。それは、ぼくの心の中にしか存在しない、色の名前さえもわからない景色だ。努力の結果、たどり着ける精神性の境地だ。

 

 

そんなことを考えながら、ぼくは「世界一周で行きたい場所リスト」のデータを閉じた。

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